アウェーなゲストを振り返る・その10

「アウェーインザライフ」をゲストで振り返る。
今、何やかんや書き物があってスローペースでの更新にならざるをえない。
あっと言う間に7月も終わってしまうけど、
当分はこのペースでご容赦。

で、いよいよ筋肉少女帯の日。

どっから書きゃいいかわからないぐらいいろいろあるのだけど。
このゲストゾーン、当然「脚本」があり「台詞」がある。
他の部分に比べればだいぶアドリブが許されている、
というかアドリブも入るであろう前提で作られているのだけど、
展開上言わなければ進まない「台詞」はちゃんとある。

お笑いコンビの場合なんかは、こちらに明確な意図が無い限り、
台詞割り(誰がどの台詞を言うか)はご本人たちにまず任せた。
その上で、設楽さんみたいに明確な意図をもって台詞を割る方もいるし、
そこは割りと大雑把で、アドリブの部分で膨らませる人もいるし。

ただ、筋少の場合は逆にこちらに一任された。
まあ照れもあるのだろう、
「しょーがねえなぁ、台詞を渡されたからやるんだよ!」
というエクスキューズがあったほうがやりやすい、ということなのだと思う。
てゆーかもともとは、いわゆる「決め台詞」はオーケンに任せて
他のメンバーはもう少しアドリブでも良いかなと思ってたのだけど、
オーケンから
「僕は二回出ちゃったし、他のメンバーに台詞ふってよ」
という要望が出たのだった。

まあ確かに、そのほうが筋少4人いる意味もあるし。
本人的には他のメンバーの台詞聞いて笑いたかっただけかもしれないが。

というわけでメンバー4人に台詞を割り、ほんの少しだけスパイスを
加えた上でだいぶ前に送った。
みんな見事に予習してきてくれました。
その後のライブMCでもネタにされてましたが、一番熱心だったのは橘高さんで。
楽屋では「てにおは」の一つに至るまで
「え、どっちにするの?」とミーティングしていた。
劇団橘高の誕生である。
一言で言って、ほほえましい光景だった。

前半のゾーン、生演奏(橘高さん+本城さんの生ギター。なぜか内田さんは
IPADを持っていろんな画像を見せている)で披露されたのは
「ベティ・ブルーって呼んでよね」。

当たり前なのだけど、ギターが上手くてチビる。

そして、二回の出演を経て、ラストにはレナ(水野美紀)の唄う
「踊るダメ人間」に途中からオーケンが割り込んできて、
そのままメンバー共々乱入、という流れになった。
橘高さんは屍忌蛇さんからギターを貰ってギターで参加。
ここはほんと、今思い出しても鳥肌もので、
筋少ライブとも演劇とも違う異様な高揚感だった。

今思うと近いのはやっぱり「フェス」かもしれない。
「お祭り」であり「ごった煮」であり「予期せぬ化学反応」であり。
だって水野美紀とオーケンと村上さんとファンキーさんと木野さんとが
並んでいるステージ、三年前には全く想像できなかったし。
平たく言ってもカオス。

あとやっぱり、これはもー本当に今更なのだけど
「踊るダメ人間」いい曲。

そしてありがたかったのは、筋少メンバーが本当に楽しみながら
全面的に協力してくれたこと。
今思い出しても、楽屋から本番まで、笑いの絶えない日だった。

ちなみに、二回本番をやって今回に臨んだオーケンの、
他のメンバーへの本番前のアドバイスは
「階段が急だから本当に気をつけること」
いやマジで、あの階段怖いのよ。見た目より急で。
特に橘高さんがヒラヒラしてるのを自分で踏んづけてすっころびでも
した日にはいろんな意味でえらいことになる。
舞台裏にいた私としては、無事に4人が階段を下りれた時点で
かなりホッとしたものだった。

次回はサンプラザ中野くんと東京千秋楽の水木一郎さん!