2010.07.12
アウェーなゲストを振り返る・その6
[ プロペラ犬×筋肉少女帯 ]
「アウェーインザライフ」6日目のゲストは森三中の黒沢さん。
前半のフリーゾーンでは、言わずもがな、
千手観音かずこで「キューティーハニー」を披露してくれた。
んもーねえ、本当にねえ、
客席で見たかったよ私は。
で、その黒沢さん自身はというと、
非常に真面目、というかきちんとした人。
リハのときも含め、台詞の入り方が一番完璧だったのは黒沢さんだった。
それもただ単に「全部覚えてきました」というのではなく、
ちゃんと千手観音かずこのフィルターを通して
自分なりに消化してきてくださった。
お笑いの人であれミュージシャンであれ、
あの場でいきなりでてきて「台詞を言う」ということに関して
どこか「照れ」というか「お邪魔します感覚」のようなものが出てしまうのだけど、
(その照れを出さないために皆苦労していた)
一番堂々としていたのは黒沢さんだったように思う。
しかし、それはあくまで舞台上での話。
舞台裏ではこのうえなく腰が低い。
で、登場前に私が楽屋に呼びに行くのだけど、
そのときはまだ千手観音かずこではなく、黒沢かずこなのだ。
衣装はあのキラキラなのだけど、頭の...あれなんだ?カチューシャ?
みたいなキラキラをつけていない。
その時点ではすごく腰が低く、見ようによってはおどおどしているような
空気さえかもし出している。
で、その状態で袖にスタンバっている間はぶつぶつと
台詞を口の中で呟いているのだけど、
登場直前に私が「では行きましょう」と声をかけると、
「はい」と頭のカチューシャを装着する。
で、顔を上げるとそこに千手観音かずこがいるのだ。
カッコイイ。
その瞬間、黒沢さんは「OH!イッツ・ア・パーティータイム!」
の人になるのだ。
カチューシャをつけることで明らかに
お笑いスイッチが入る瞬間があって、
私は舞台裏で一人感動していたものだった。
さて、次回は2度目のオーケンからイケテツさん、まとめて。