アウェーなゲストを振り返る・その6

「アウェーインザライフ」6日目のゲストは森三中の黒沢さん。

前半のフリーゾーンでは、言わずもがな、
千手観音かずこで「キューティーハニー」を披露してくれた。

んもーねえ、本当にねえ、
客席で見たかったよ私は。

で、その黒沢さん自身はというと、
非常に真面目、というかきちんとした人。
リハのときも含め、台詞の入り方が一番完璧だったのは黒沢さんだった。
それもただ単に「全部覚えてきました」というのではなく、
ちゃんと千手観音かずこのフィルターを通して
自分なりに消化してきてくださった。

お笑いの人であれミュージシャンであれ、
あの場でいきなりでてきて「台詞を言う」ということに関して
どこか「照れ」というか「お邪魔します感覚」のようなものが出てしまうのだけど、
(その照れを出さないために皆苦労していた)
一番堂々としていたのは黒沢さんだったように思う。

しかし、それはあくまで舞台上での話。
舞台裏ではこのうえなく腰が低い。

で、登場前に私が楽屋に呼びに行くのだけど、
そのときはまだ千手観音かずこではなく、黒沢かずこなのだ。
衣装はあのキラキラなのだけど、頭の...あれなんだ?カチューシャ?
みたいなキラキラをつけていない。

その時点ではすごく腰が低く、見ようによってはおどおどしているような
空気さえかもし出している。
で、その状態で袖にスタンバっている間はぶつぶつと
台詞を口の中で呟いているのだけど、
登場直前に私が「では行きましょう」と声をかけると、
「はい」と頭のカチューシャを装着する。
で、顔を上げるとそこに千手観音かずこがいるのだ。

カッコイイ。
その瞬間、黒沢さんは「OH!イッツ・ア・パーティータイム!」
の人になるのだ。

カチューシャをつけることで明らかに
お笑いスイッチが入る瞬間があって、
私は舞台裏で一人感動していたものだった。

さて、次回は2度目のオーケンからイケテツさん、まとめて。